Author Archives: 管理 修正用

今月の心に残る一冊

塩井純一 「The Lottery」Shirley Jackson著、The New Yorker、1948年6月刊 この課題本を推薦してくださった方の案内に従って、on-lineで20分少しの朗読を聴き、1969年の映 […]

Science Park 老化とテロメア

Science Park 老化とテロメア 極寒の海に生きる長寿の巨人たち~北極鯨と西隠田鮫の驚異的な寿命~ 師走の風が頬を撫で、空気に静かな緊張感が漂う季節となりました。 寒さが深まるこの時期、私たちの身体も心も、自然の […]

Science park2025・12月号 心をめぐる旅 No.2

こんにちは。いつもScience Parkをご愛読いただきありがとうございます。 2025年も終わりが近づいています。今年は認知症ケアの現場で、AIやIoT、心理学、神経科学など様々な知識を活かし、利用者の心に寄り添う試 […]

Science park 2025・12・No1心をめぐる旅

こんにちは。いつもScience Parkを、いつもご愛読いただき、ありがとうございます。 2025年も残すところあとわずかとなりました。 この一年、私たちは認知症ケアの現場で、AIやIoT、心理学、神経科学など、さまざ […]

心に残る今月の一冊

塩井純一 「サルとジェンダー 動物から考える人間の〈性差〉」フランス・ド・ヴァ―ル著、柴田裕之訳、紀伊国屋書店、2025年3月刊 生物進化の系統樹の上で尻尾の無いチンパンジーとボノボは人類(ホモ・サピエンス)に最も近く、 […]

Science Park 2025年11月号No.2(後編)

~加齢とともに生きる~(後編) 第六章 老化に抗う科学“健やかな最期”の設計図 実際、高齢者の多くは複数の疾患を抱えています。 骨粗鬆症、心疾患、関節障害などが重なり、日常生活に大きな制限をもたらします。医学の進歩によっ […]

Science Park 2025年11月号 NO.2(前編)

~加齢とともに生きる~(前編) 「人生の黄昏」とは、高齢期に見られる衰退を示す比喩的表現ですが、第40代米国大統領ロナルド・レーガンは、国民への最後のメッセージで “I now begin the journ […]

Science Park 2025年11月号(後編)

❖記憶の海へようこそ❖(後編) 第四章 ストレスと記憶のもうひとつの関係:「忘れる力」 人の記憶とは、情報を格納する記憶ホルダーがいっぱいにつまった。ファイルキャビネットの様なものだといった人がいます。 しかし、記憶とい […]

Science Park 2025年11月号(前編)

❖記憶の海へようこそ❖ 今回のメルマガでは、脳と記憶の不思議な世界を、最新の研究とともにひもといていきます。 私たちは日々、膨大な情報に囲まれて生きています。 その中で、何を覚え、何を忘れ、何を“自分の記憶”として受け入 […]

心に残る今月の一冊

塩井純一 「中村哲 思索と行動」(下)ポプラ社、2024年刊  本書の上巻は2023年6月に発行され、その年の10月14日の本読書会で取り上げられています。その後2024年5月に下巻が発行され、私は早速購入した […]

Science Park 脳の声を聴く

―脳科学の最新トピックから認知症の理解を深める― 今月のScience Parkでは、「脳の声を聴く」というテーマのもと、認知症ケアに新しい視点をもたらす脳科学の知見を紐解いていきます。 私たちが日々行っている「手を伸ば […]

Science Park Science Park ★DNAに刻まれた人間らしさ★

~35億年の進化の結晶「脳」と「心」~ 今回のScience Parkは、宇宙に初めて誕生した太陽系第3惑星「地球」のお話です。激動の地球の歴史は、遥か昔46億年前に始まりました。そしてその歴史は今を生きる私達にも、不思 […]

Science Park 2025年10月号第1章:脳の声を聴く

―地球上にあふれる命―生命の誕生― 秋の風が少し冷たくなり、夜空の星がひときわ輝く季節。 球上にあふれる命、夜空に瞬く星—そのすべてが、原子という共通の材料から生まれました。 宇宙を構成する物質は、同じルールに従って存在 […]

心に残る今月の一冊

塩井純一 University of Washington Press、2014 年刊(Originally 1957年刊)   「No-no boy」John Okada著、2014 年刊(Originall […]

Science Park 2025.9 No3一回限りの現象を扱う科学 ~ビックデータで未来を見護る~

今、私は家の机に座ったまま、地球の裏側のボストンの友人やネパールのコンピュータプログラマー達と顔を見ながら話せるようになりました。 今や、小型コンピュータを誰もが持ち歩く時代です。 しかし、50年前までは、部屋を占領する […]

Science Park 2025.9 No2★バイオカプセルが認知症を治す★

~老化は永遠の若さに…認知症は遺伝子の異常を感知し治療される~ 今回は認知症を含め“老化”について考えてみました。 老化とは、いったい何なのでしょうか、病気になったり、シワが出来たり、認知症になること? どれもが正解です […]

Science park 2025年9月号★認知症はグリア細胞で治す★

高齢者は感情面で易怒性や攻撃性などの変化が起こりやすく、認知症では人格の変化により気分障害も現れます。 これらの行動には性格が関係しており、個人の性格特性は多数存在し、それらが混ざり合って個性が形成されます。 今回は、認 […]

Science park 2025 8月号 No3

Episode1 前方連合野 (Anterior association area)のブローカ領野 ー話したり書いたりする働きを担うー 前方連合野の働きは、言語にかかわる非常に大切な領域があります。 これを見つけたのが、 […]

Science park2025 8月号No2

運動と脳の関係ー手が動くまでのメカニズムー 運動野、運動連合野が、大脳の中で運動と深く関係しているところですが、ほかの部分も無関係ではありません。 そこで、手を動かすという運動を例に、ほかのどのような部分と関係しあって運 […]

心に残る今月の一冊

塩井純一 「僕には鳥の言葉がわかる」鈴木俊貴著、小学館、2025年刊 僕には鳥の言葉がわかる僕には鳥の言葉がわかる 先の読書会で「動物たちは何をしゃべっているのか?」(ゴリラ研究第一人者の山極寿一と鳥学者の鈴木俊貴との共 […]