8月23日にKyomation Care研究会主催の事例発表会を開催致しました。
キョウメーションケアは、認知症の方が人間らしく暮らせるように、日常生活動作を保護的に介助・支援することを目的に、心情的・経済的・常識的な考え方や方法により、残さ
れた機能から、医学・看護学・介護学に基づいてセルフケア能力を把握し、接し方や関わり方の安定性を導く、認知症の方の思いに“共鳴”していく認知症ケアです。各事業所・施設の日々の素晴らしいケアを共有するために、Kyomation Care研究会では、毎年事例発表会を開催しています。
開会挨拶に、Kyomation Care研究会会長の羽田野正治より、本大会のテーマである、認知症の方の「今ある力」を的確に見出すための、共生と予防を捉えた新しい社会構築の意義についてお話がありました。
基調講演には、認知症介護研究研修東京センター センター長の山口晴保先生をお招きし、認知症ポジティブ!をテーマとした、ケアと暮らしのコツについて、ご講演いただきました。
また、事例発表会では、どの事業所も素晴らしい発表の中、医療法人みずほ会の看護小規模体機能ホームあさくらが最優秀賞を受賞しました。優秀賞は、株式会社アライブメディケアのアライブ世田谷下馬、努力賞は、社会福祉法人邦友会のおおたわらマロニエホームが受賞しています。
サ高住に住む高齢者がいつまでも元気で住み続ける為に、自分でできる事の継続、楽しみの継続、外出の自立を!
認知症対応型情報処理システムによる適切なケアのレコメンドおよびレスポンス研究
IoTデータから得たA氏の心拍数と不穏状態との関連性についての一考察
会の最後に特別講演として、医療法人社団神星会港北ニュータウン診療所院長の神山一行先生による、在宅医療と多職種連携についてお話いただき閉会致しました。