認知症高齢者研究所は、神奈川県より地域連携拠点整備研究事業(連携等試行業務・ブランチ試行業務及び連携等試行業務)を受託しました事をご報告いたします。
●事業内容
県内における要支援・要介護認定者数は、高齢者人口の増加に比例し、年平均約5%増で推移しています。こうした中、国では、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスを切れ目なく提供する地域包括ケアシステムが必要であるとの認識を示しています。
そこで、神奈川県では、介護基盤緊急整備等臨時特例基金を活用して、地域包括ケアシス
テムを実現するため、医療機関と介護分野における連携及び情報共有化並びに地域包括支援センターのブランチ業務について研究モデル事業を実施し、当該業務に係る拠点の整備を支援するとともに、今後の検討材料を得ることとしました。
認知症高齢者研究所ではKCISを活用し、真に地域社会の連携と情報共有が円滑に進められるよう目指し、実質的な地域包括ケアの実現に寄与できるよう願っています。
認知症高齢者研究所