認知症予報【Special Edition 後編】~2025年に50億人が水不足になるほど暑くなるのをご存知ですか?~

進行し続ける後期高齢者の増加、それに伴う社会保障費、医療費の負担額増加に対して、私たち自身はどう対応していくべきでしょうか。

これまで国を支えてきた団塊の世代が給付を受ける側に回るため、医療費、社会保障やその他の課題にどう取り組んでいくかが大きな問題となることが指摘されています。

まして、認知症患者数は現在570万人で65歳以上の7人に1人ですが、2025年には約730万人5人に1人になるであろうと推測されているのです。

実は、超高齢社会となる日本において、2025年までに起こりうる地球規模の問題がもう一つ迫っているのです。

地球の平均気温は産業革命の幕開け後、1880年から記憶され続けているのですが、それ以来、暑い年トップ10のうち8つの年が、この10年間に集中しているのです。


2019年8月13日、南米アマゾンでは歴史上、過去最大の山火事が発生しました。アマゾンが世界最大の熱帯雨林であることは誰もが知るところですが、森林は光合成によって酸素を生み出す一方で、二酸化炭素を吸収する働きが大きいのです。一説にはアマゾンは大気中の酸素の20%を生み出すとも言われており、同時に大量の二酸化炭素を木の形で吸収し蓄えているわけです。

つまり、このアマゾンが山火事によって破壊される時、当然ながら大量の二酸化炭素や一酸化炭素といった温室効果ガスが放出され、また二酸化炭素の吸収能力も低下しているということです。そして、この影響は数年後の日本の気象を大きく変貌させると考えられているのです。

温暖化が進む地球、専門家の指摘では、このままの状態では、この先25年(2044年)で、世界の平均気温は摂氏2度上昇すると予測しています。

その時、地球は転換点を迎え、かつてない惨事に見舞われるのです。

耐え難い熱波に制御不能な山火事、大洪水に巨大暴風雨、壊滅的な地震に火山噴火、病気の蔓延に飢え、激しく押し寄せる海、人類は絶滅の危機を迎えることになる・・その目安が“摂氏2度”

摂氏2度の閾値を超えると、もう抑えが効かなくなり…永遠に人類のあり方が変わってしまうような、かつて味わったことのない地獄のような暑さが襲ってくるのです。

つまり、摂氏2度は人類滅亡のカウントダウン・・・でもあるのです。

2119年・・・ここは、秋田県と青森県にまたがる山岳地帯で、豊かな自然が世界自然遺産に認定されている弘西山地と呼ばれる森林地帯。

広大なブナの原生林が広がり、その恵を受ける沢山の生き物が暮らしている・・・今から100年後の姿を想像してみましょう!

何十万年もの間、生物を支えてきた地球が持てる力を解き放ち人類を追い詰めてくるのです・・・弘前市に住む30万人も命がけの毎日を送くることになります。それは絶望的にも思える戦いです。

2013年に1億2739万人を数えた日本人は、2119年、彼らだけになってしまうかもしれません。

2019年地球の平均気温が産業革命前より、摂氏2度上回ったと考えてみて下さい・・・化石燃料を使う前と比べ気温が摂氏2度上がると、地球の気候は劇的に変化することになります。世界は別物になっていくはずですし、その世界は迫っているのです。

産業革命前と比べ、2019年、既に世界の気温は1度上昇しています。

そして、毎年、深刻な勢いで上がり続けており、
それにより気象変動が起こり始めているのです。

ここで、気象変動の主な要因についてお話します。

太陽からの短波長放射(SWR)の入射量と宇宙に放射される長波長放射(OLR)の量の放射量による熱収支は様々な気候変動要因に影響されているのです。

太陽の黒点活動の変化や地球の公転軌道の変動なども熱収支を変化させる可能性があります。

人間の生命活動に伴う様々なガスや化学反応も含むエアロゾル排出量は、大気中のオゾンやエアロゾルの量を変化させます。

オゾンとエアロゾルを吸収・散乱・反射させ放射量収支を変化させるのです。

雲を凝結核となるエアロゾルは、雲を構成する水滴や氷結晶の性質を変化させて、降水にも影響を与えるわけです。

雲とSWRや長波長放射LWRとの相互作用が大きいため、雲の性質のわずかな変化でも熱収支に密接に関係してしまうということです。

温室効果ガスと大きなエアロゾル(外径2.5μm超)の量が排煙など人為的に変化すると、これらが地表面から放射されるLWRを吸収し、低温下でより少ない熱を再放出することで、OLRの量が変化することによって引き起こされるのです。2025年以降は20年ほどで、自然の季節的変化ではなく、人為的影響によって1度の上昇が起こり、急速に北極が解け始めるのです。

地球最大の氷の物体が日に日に破壊されていくのです。

そして、気温の上昇は日本にも影響を与えてきます。

森林に囲まれた日本は特に深刻で、大火災による破壊が、年々、広がってくるからです。

西日本では、山火事が急増してきます。

1年間で燃える森林の面積は30年前の9倍にまで拡大して被害面積が異常なほど広がってくると予測されています。

夏でも冬でも、暑く乾燥した気候となり、かつてない強烈な山火事が頻繁に発生してくるようにもなります。

なぜならば気温が上がり、雨が減ると、山火事が増えるだけでなく発生しやすい時期も長くなるからです。

日本の森林は約2510万ヘクタールで、国土面積に占める森林率は66%!

先進国の中では有数の森林大国ですが、その森林が過去最大の山火事に見舞われることになるのです。2025年、団塊の世代が後期高齢者として足を踏み入れた途端に大災害が頻繁にやってくるということです。

2019年10月13日には、地球温暖化による乾燥した強風によって、アメリカ・ロサンゼルスで山火事が起こりました。この現象は他国の問題ではありません。

https://www.huffingtonpost.jp/2015/09/15/california-fire_n_8137692.html

研究チームは最新の技術を用い、このような状態や状況になることを防ごうと模索しているのですが・・・

2025年から異常気象による災害は、歳を追うごとに激しさを増していきます。

2045年、地球の平均気温は産業革命時と比べ、ちょうど摂氏2度上昇します。

日本では、すべての都道府県で高齢化率(65歳以上人口の割合)が30%を超え、19の道県では40%を超えました。

この頃を境に人類への代償は、急速かつ無慈悲に訪れてくるようになります。

西日本を脅かす山火事は、日本全土に広がっていきます。広範囲の森林、農地、都市が焼き尽くされるでしょう。

https://www.ehime-np.co.jp/article/news201905210201?utm_source=article&utm_medium=referral&utm_campaign=osusume&utm_content=news201906190077

また、冬の気温も上昇し続けます。その結果、山に蓄えられた雪の量は減り、地面を乾きやすくしてしまうのです。木々も乾燥し、広葉樹の姿は消え、薪に火をつけたように、あっという間に火が広がり燃え続けるようになります。

しかも、通常より火力が強い大きな火災が増えるということです。

阿蘇、屋久島、八ヶ岳、日本を象徴する国立公園の数々が、くすぶり灰と化してしまうのです。

被害は、九州、四国、本州を始め北海道にまで及びます。

東京や大阪などの大都市には、山火事で故郷を破壊された周辺地域の人々が、安全を求め集まってきます。

しかし、ここも安心は出来ません。

容赦なく燃える富士の樹海や伊豆半島の煙は東京の空を昼夜の区別もつかぬほどの灰に包んでしまうのです。

呼吸器系の疾患が増え、深刻な問題となります。

灰を吸い倒れている人々を救急隊員が運び出します。

しかし、その隊員たちは猛暑の中、野外で働いているので、その状態が続けば彼らの活動も限られてきます。

まさに負の連鎖なのです。

東京郊外は無人に・・・集まった2000万人の避難者は地獄の光景から逃れるため海岸線から北を目指します。

中心部では人々がひしめき合い渋滞で首都高や幹線道路はスラム街と化してしまうでしょう!車ではなくテントが道を占拠するのです。

燃料は全て消火活動に充てられています。

消火に励む自治体は、東京をかろうじて守っているでしょう。

自然災害の恐怖は、温暖化が進むにつれ中部、東部、北部、そして海岸線も巻き込んでいきます。日本、そして人類の悪夢は始まったばかりです。

2019年地球の気温は、摂氏1度、上昇しました。

平均気温の測定が始まった1880年と比べた場合ですが・・・

産業革命前より、平均気温が2度上がった時、地球は数々の天災に襲われることになります。

人類は滅亡の危機にさらされることになります。

摂氏2度、気温が上がるとさらに気温の上昇を招くことになります。これは、人為的に起こした自然現象であり人々には止められないのです。

制御できる段階(閾値)を超えると、3・・4・・5・・6度と際限なく気温が上がっていくのです・・・“もしかして”ではなく必ず起こることなのです。

地球の気温が転換点に近づく中、なぜこうなったのか?という疑問が浮かび上がってきます。

人は1700年代に化石燃料を燃やし始めました。

それ以降、余分な二酸化炭素が大気中に蓄積し続けています。その量は、あまりに多くなってしまったのです。

1700年代は、ほとんどのものは手作りだったのです。

服、家具、建物など全てが・・・しかし、1760年代に発明が相次ぎ、綿繰り機,蒸気機関、圧延機などが大規模な製造を可能にしました。

石炭を用いた工場で、商品が大量に生産される時代が到来したのです。

いわゆるインダストリー1.0、イギリスで始まった蒸気機関による「産業革命」です。この産業革命により機械が生まれたのです。

そして、人類は化石燃料の多大な恩恵を受けることになりました。

おかげで飢餓や貧困から抜け出すこともできました。

子供の死亡率もうんと低くなったし、人は長生きもするようになりました。

しかし、産業革命によって都市には労働者や、商人、浮浪者などが住み、貧困問題が起きたのです。

産業革命で都市には人口が増えて、貧困、不潔、不衛生、環境破壊になり、天然痘やコレラ、チフスだけでなく真菌感染(梅毒)が蔓延したのです。

その頃、名曲を残したフランツ・シューベルトを始め、詩人のハインリッヒ・ハイネや哲学者のフリードリヒ・ニーチェまでもが梅毒に罹っているのです。

産業革命に伴い、女性の社会進出も始まりました。しかし、一方でちゃんとした生活ができるほどの賃金がある仕事はまだまだ少なかったので彼女たちの多くはパートタイムの売春に手を染めたと言われてます。

認知症の中でも最も症例が多いアルツハイマー病の患者の脳に真菌の痕跡を発見したという報告もあるくらいです。

産業革命後100年経って、野口英世博士が進行性麻痺患者の脳から梅毒スピロヘータを発見したことは有名です。

スピロヘータの1種である梅毒トレポネーマと呼ばれる神経梅毒が200年の月日を経て免疫や遺伝子変異を起こしアルツハイマー病を生んだのかも知れませんね!

それだけではありません化石燃料を燃やすことによって酸性雨が降り、土壌中のアルミがイオンになり、水に溶け込んで農作物にも多く入り込んでしまいアルミニウム脳症という認知症を発症していた可能性もあるのです。

産業革命が文明を再編し近代が始まったと同時にアルツハイマー病などの認知症を生んだ可能性もあるのではないでしょうか・・・そして、人間社会にとって取り返しのつかない地球環境に大きく影響するようになったのです。

産業化が進み二酸化炭素の排出量が増える、それが大気中にとどまり温暖化が進んだのです。どの程度かと言うと・・・予想以上にひどく、急速に進行しているわけです。二酸化炭素は大気中に熱を閉じ込めるわけですが、量が多いほど気温が上がるということなのです。

そして、余分な熱収支が重大な問題を惹き起こすことになるのです。

核兵器を毎日、爆発させているようなものだと言うと実感がわくのではないでしょうか!・・・このままでは!

2045年・・・世界の平均気温は摂氏2.5度を上回るでしょう。

日本を襲った山火事は、関東から東北まで焼きつくし始めます。

極度な熱が、さらなるダメージを惹き起こすことになります。

2045年までに一部の地域は、人間が暮らせないほど暑くなってしまいます。

そして、さらに日本を襲うのが超少子化問題です。

2019年に生まれる子どもの人数は90万人を下回ると予想されています。

実は人口問題研究所が2017年に出した日本の将来人口推計では出生児童数が90万人を割り込むのは2021年のはずだったのですが、それより2年も早く、90万人を割り込むことになりそうです。想定以上のスピードで少子化が進んでいるわけです。しかも、2019年には最も出産可能年齢の女性が多かった1971~74年生まれの団塊ジュニアの女性全員が45歳以上になってしまうのです。

今後は毎年のように出産可能年齢の女性が減っていくわけですから、このまま放置すれば、日本は少子化がとどめることなく進むことになるわけです。

一方では2045年には100歳以上が38万人、認知症患者数800万人、単身世帯の割合が40%を超える予測が立っています・・・これが現実なのです。

話は戻しますが、産業革命から始まった地球温暖化は、2019年ころから始まった線状降水帯の異常活動や風速15m/s以上で半径が800km以上の超大型台風による気候変動による水害は、2025年以降、大きくその姿を変えて引き起こしてくるでしょう。

まず、やってくるのが熱波です。

熱波は、最高気温が平均最高気温を5度以上上回った日が5日間以上連続した場合と世界気象期間WMOで定義されているのですが、2025年以降の熱波は、地球温暖化の影響や人為的な要因に加え異常な高気圧、ジェット気流の変化にヒートアイランド現象などが加わり、単独の原因ではなく複合的に影響し合って熱波が生じてくるからです。

天候に関しては、人間は全く無力なので、せめて、ここ2~3年は熱中症対策を覚えておくとよいでしょう。

まず、熱中症マニュアルに沿って予防を行い少しでもダメージを軽減するべきでしょう。

35℃を超えたら、屋外では帽子をかぶり、水分をこまめに摂取します。なるべく日陰を利用し、たくさん汗をかいたら塩分の補給(食塩水0.1~0.2%)を忘れずにとります。もし体に異常が発生したら、先ずは涼しい場所へ移動し衣服を緩め、体などに水や濡れタオルをあてて扇ぐなど、太い血管のある脇の下や両側の首筋、足の付け根を冷やします。

http://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php

2025年から続く熱波は水不足と共に山火事を惹き起こしてくるでしょう。

2045年には、沖縄、九州、四国、中国、小笠原列島などは、既に大勢の人々が避難しているでしょう。なぜなら・・・山林が燃えつきた後は、砂漠化が進みます。日中の気温が、常に50度を超えてくるからです。

次に被害を受けるのが、関西、中部地方です。熱はストレス要因となります。

まずは心拍数が上がります。息切れするようになります。だるくなり、頭も働かなくなります。そして、脳に影響が出る、いわゆる熱中症ですが大変危険な状態です。熱くなりすぎたため、体が機能不全に陥ってしまい死が差し迫った緊急事態です。


京都や甲府では、太陽の下に数分以上いると危険な状態まで気温が上がります。

農業や建設業に関わる人は大きな影響を受けます。ただ外にいるだけで危ないのです。体調が著しく悪化し、ひどい場合は死に至ります。

スポーツも40度超えの猛暑の中、戸外で運動をする状態が日常となる訳ですから、少年野球やサッカー、運動会、夏祭りもなくなります。

炎天下での活動はそれだけリスクが大きく、ろくに外出ができなくなるからです。それがどれほど苦痛かは想像できるはずです。

生き残るため、都市では一日のサイクルが変わります。

人々は夜に活動し、暑い昼に眠るようになるでしょう。

2054年、これ以上温暖化を進行させないため、原子力や火力発電は既に中止せざるを得なくなります。容赦ない熱波と干ばつが、日本の一大観光地の姿を永遠に変えることになります。

ここは、京都、この歴史的観光地は、日本文化の象徴です。

100年近く稼働した北アルプスと立山連峰に挟まれた黒部ダムは、黒部川の水をせき止めた水2億トンを545mの落差で水力発電していましたが、雨が全く降らなくなり、ダムの水位は著しく低下して、温暖化により水の蒸発が早まり、前例のない激しい干ばつが訪れ、京都の輝く祇園街に電力を供給できなくなてしまったのです。

見過ごされがちですが、水は発電には欠かせない存在なのです。

原子力にせよ火力にせよ発電所で使われる燃料の採掘や、処理にも水が使われます。水があってこそ、発電施設は稼働するのです。

それが不足すれば、電力の供給が減り、施設が閉鎖される事態に陥るのです。

電力系統は次々に影響を受け、停電につながる可能性もある、影響力は絶大です。

暑さを和らげるすべも電力もなく、ホテルや飲食店、交通機関さへ使えなくなるのです。

年間5600万人が訪れた京都には、もう誰も来なくなってしまうでしょう。

京都が輝くことは二度と来なくなってしまうかもしれませ。

かといって、水が干上がった京都が300年前の姿に戻ることもないでしょう。

現代人は完全に電力に依存しています。

電気のありがたさを知りたければ、夜に森に入り暗闇を体験してみると分かると言います。音がするたびにビクビクするはずです。

夜も暑くて眠れない人々が暗闇の中を徘徊し、水や食料を求めて襲い掛かってくることでしょう。

明かりがなければ、自分の身は守れないのです。安全の確保という意味で明かりは重要なのです。

京都ではお金より水が重宝されるようになり、数カ月で井戸は枯れてしまうでしょう。

まず、水を求めて訪れるのが、備蓄品を求める市民、その後、訪れた暴徒は、手当たり次第に水を探しモノを奪いにくるでしょう。

警察が優先するのは、人命の関わる緊急事態ですから…暗いから、略奪が横行します。強盗など不穏な出来事ばかりが続くようになります。

それが人間です・・・たいていが自分を制御できなくなります。

産業革命当時と同じように、貧困、不潔、不衛生、環境破壊になり、天然痘やコレラ、チフスだけでなく真菌感染(梅毒)が再び蔓延して、多くの人が夢遊病者のように街を徘徊し、暑さで意識障害を起こしつつ手当たり次第に自分勝手な行動をする。それは、まぎれもなく認知症の症状ではないでしょうか?

生き残った関西の街は、無秩序な状態に陥ってしまうでしょう。

水道、電気、交通機関も今では世界各国で24時間利用できますが、それらが停止すれば数時間で社会は崩壊してしまうでしょう。

熱波が混乱を引き起こす世界、地球の温度は上昇し続け、天災は日本の中心部へ向かいます。


そして、2119年・・・秋田県と青森県にまたがる山岳地帯で、豊かな自然が世界自然遺産に認定されている弘西山地と呼ばれる森林地帯に守られた弘前市に住む30万人の住民は、かろうじて生き残っているでしょう!・・・

それが、今から100年後の姿なのです!

弘前の人々は、東日本大震災の経験を活かし、震災で亡くなった人の6割以上が60歳以上の高齢者で、さらに障害のある人の死亡率は、住民全体の2倍だったことが分かっていました。

そこで、自力で避難が難しい人が逃げ遅れたことが原因の一つだと知っていました。2019年当時、日本はこの未曽有の災害の経験から、今後来るであろう南海トラフ地震や首都直下型地震、異常気象による大規模な災害が起きる可能性が示唆されていたので、他国にない独自の災害基本法を改正し、各自治体に、高齢者や障害者などの“避難行動要支援者“を把握するための名簿作成を義務づけていたのです。

弘前市は城下町の為、道路が狭く交通の不便さもあって、いち早くこの制度を採り入れ立ち上げていたのです。

さらに弘前市民は、その名簿をもとに、一人一人について、具体的に支援者を決め避難を支援するための“個別避難計画”もつくっていたことが、異常気象の中でも生き延びれて理由です。

これらの話は、現在の様々データを元に想像した未来のシュミレーションですが、今から地球温暖化の防止に向けて…私たち一人一人にできる対策をおこなえば、このような結果を招くことは無いかもしれません。

地球温暖化への対策を求められているのは、政府や企業だけではありません。

家庭から排出される二酸化炭素の量も決して小さいものではないからです。

家庭から排出される二酸化炭素のほとんどは、電力、ガス、ガソリンからきています。

そのため、電気の使用量や自動車の利用量を減らせば、家庭から排出される二酸化炭素の量を大きく減らすことができます。

暮らしで使うエネルギーを、太陽光発電などの身近な自然エネルギーに切り替えるのもよいでしょう。

一人一人で行なえる小さな省エネの工夫が地球温暖化の防止に役立ちます。

私たちの子供たちのために…少し考えてみてはどうでしょう!

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