創立3周年を迎えて

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認知症高齢者研究所は、本年2月14日で3周年を迎えることができました。ようやく落ち着いて現実を見定めながら動けるような心地です。
さて、私たち研究所の肝要な課題に、認知症になっても、単身・重度であっても、住み慣れた地域で、介護サービスと医療サービスが情報を共有しつつ連携を図り、利用者の心身の状況に応じて必要なタイミングで必要な量と内容のケアを一体的に提供することで、適切な食事内容の確保や運動、服薬の管理、排泄時の清潔保持、心身の状況の変化の確認などを可能に出来るような認知症高齢者の生活の継続を支える上で有効になるケアの研究があります。
この研究は多方面からも期待されており、今後の訪問介護の在り方や、施設介護の在り方に多くの提案ができることを祈願しております。
また、認知症の方の理解不能な行動や意味不明な言動は、脳の機能障害に基づく認知機能の障害により惹起される生活機能障害として捉えております。
加えて、これらの機能障害は相互に影響を及ぼしながら、様々な身体症状や疾患、BPSDの悪化など認知症を得体の知れない現象にしていると仮設思考しており、脳の働きと病態メカニズムから、残存している認知機能を正確に理解しながら生活機能の障害を通して認知症の持つ社会的困難を紐解き、理屈に合った科学的なケアを示せるように、ケア対応の問題を解くための手続きとして「アセスメント」「ケアプラン」「記録」について、構成内容や連動性に重点を置き自立支援に必要な水分、栄養、排泄、運動、バイタル、日常生活動作などを数値化し、自立性を座標軸に日常生活動作との関連性を分析し症状の経過や計測などデータの蓄積をしてまいりました。
このような手順のプロトコル事業も現在では、居宅支援事業、生活支援見守り推進事業、訪問介護事業、訪問看護事業、夜間対応型訪問介護事業、定期巡回随時対応型訪問介護・看護事業、通所介護事業など地域密着型サービス事業所を直接運営するまでにいたりました。
これからも認知症高齢者研究所として、研究員以下スタッフで力を合わせ、認知症であっても単身・重度の要介護者であっても住み慣れた地域で、尊厳と個別性が尊重された生活を継続することができるような社会環境の整備の一助を担えるよう、応援して下さっている皆様のご期待に添いたいと考えております。
今後とも、末永くご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願致します。
一般社団法人 認知症高齢者研究所
代表理事 羽田野政治

社団法人認知症高齢者研究所
Senior Dementia Institute

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