コラム

「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」

エマニュエル・トッド著 堀茂樹訳、文藝春秋、2022年 (フランス語原著は2017年刊) 現主流の「経済至上主義的アプローチ」に対して、「人間の行動や社会のあり方を『政治』『経済』より深い次元で規定している『教育』『宗教 […]

Future Forecast:未来予報~2025年に50億人が水不足になるほど暑くなるのをご存知ですか?~

進行し続ける後期高齢者の増加、それに伴う社会保障費、医療費の負担額増加に対して、私たち自身はどう対応していくべきでしょうか。 これまで国を支えてきた団塊の世代が給付を受ける側に回るため、医療費、社会保障やその他の課題にど […]

Science Park~ビックデータを使って認知症を緩和する~

ビックデータを使って、認知症対策の新たな取り組みが始まっています。 グループホームで共同生活を営んでいる18人の認知症の方々…日常生活に支障をきたした高齢者が入居しています。 認知症の人が目の前で次々と示す、激しい物忘れ […]

Science Park★もしも記憶を読み取れるマシーンができたら?★

人の思考を解読してリアルタイムで文字に変換する「心を読むマシーン」があるとしたら・・・ 人工知能(AI)で今、最も注目されている技術の一つが「認識技術」です。 画像認識、音声認識、表情認識など、画像や音声といったデータか […]

心に残る今月の一冊

「人新世の『資本論』」 斎藤幸平著、集英社新書、2020年   「人新世の資本論」の読後感想文です。 理系の私にとってはチト手ごわい文系の挑発的啓蒙書でした。物足りないかもしれませんが、その分短くでき […]

心に残る今月の一冊

「ユーモアは最強の武器である」 ジェニファー・アーカー、ナオミ・バグドナス著 神崎朗子訳、東洋経済新報社、2022年 「笑い」は認知症対策に良いことが知られているのですが、アルツハイマー病研究者としてこの話題「ユーモア」 […]

Science Park 2024 デフォルト・モード・ネットワークと認知症

~“ぼんやり”と何もしていない時の脳が認知症のBPSDを緩和する~ デフォルト・モード・ネットワークとは、“ぼんやり”と何もしない時に脳が勝手に仕事をしてくれると言う脳内ネットワークの活動を言います。 私達の脳は、話をす […]

Science Park 2024 認知症に罹るか、介護者になるか、あなたが選択する時

世界で人口の高齢化が進むにつれ、いまやアルツハイマー病をはじめとする認知症を有する高齢者の絶対数が著しく増加している。 今後、少なくとも80歳まで生きる方が1000万人を超えると言われていたが…、 総務省統計局は、195 […]

Science Park 2024 エニアグラム

誰でも年をとると、経済力、健康、思い出、生きがい、ついには、生活歴や生きるよりどころまでもが失われていく、その時々に私たちは漠然とした恐れの感情が湧きあがってくる。この不安感こそが認知症を引き寄せる。 ある意味、認知症は […]

心に残る今月の一冊

塩井純一 「死にたくはないが、生きたくもない」小浜逸郎著、幻冬舎、2006年 ショッキングなタイトルですが、初老期を見据える著者が、これからどう生きるかを模索しています。老後の生き方を扱う数ある類書と異なり、無理やりと思 […]

心に残る今月の一冊

塩井純一 「バカの壁」養老孟司著、新潮新書、2003年  「まえがき」で「人生でぶつかる問題に、そもそも正解なんてない。とりあえずの答えがあるだけ」と書いているのですが、多いに同意、続く「一つの問題に正解が一つ […]

Science Park 2024 ★老化のメカニズムで認知症予防★ ~病気の元凶は、老化にあるという~

人生が終わりに近づき、衰えの見える頃 を「人生の黄昏」と言いますが、アメリ カ合衆国第 40 代大統領のロナルド・レ ーガンの演説に I now begin the journey that will lead me i […]

“地球上にあふれる命”生命の誕生(後編)~

地球上にあふれる命、夜空に 瞬く星、恒星も惑星も動物も植 物も元をたどれば同じ材料、原 子で出来ています。 では、いったいどのようにして 原子が生命を形作るようになっ たのでしょう。 生命は地球にしか存在しない のでしょ […]

地球上にあふれる命”生命の誕生(前編)

2024新春特別企画 “地球上にあふれる命”生命の誕生(前編)★ 地球上にあふれる命、夜空に瞬く星、恒星も惑星も動物も植物も元をたどれば同じ材料、原子で出来ています。 では、いったいどのようにして原子が生命を形作るように […]

心に残る今月の一冊

塩井純一 「落合陽一 34歳、『老い』と向きあう」落合陽一著、中央法規、2021年 「はじめに」の章で著者は「人間が生まれ、老いて、死んでいくとは、一体どういうことなのか。医学者でも生物学者でも哲学者でもない、テクノロジ […]

Science Park 認知症に罹るか、介護者になるか、あなたが選択する時

世界で人口の高齢化が進むにつれ、いまやアルツハイマー病をはじめとする認知症を有する高齢者の絶対数が著しく増加している。今後、少なくとも80歳まで生きる方が1000万人を超えると言われています。 2019年6月18日「認知 […]

Science Park 認知症と記憶のメカニズム

見たものは…たいていお想いだせますか、記憶に自信がありますか、実際は、私たちの脳と記憶は常に私たち自身をあざむいているのだがそれには理由があるのです。 記憶とは、ただ記録しているわけではないのです。  記憶は、注意深く不 […]

SciencePark~認知症にならない為にすべきこと、なった時のために準備すること~

誰でも年をとると、経済力、健康、思い出、生きがい、ついには、生活歴や生きるよりどころまでもが失われていく、その時々に私たちは漠然とした恐れの感情が湧きあがってくる。この不安感こそが認知症を引き寄せるのではないでしょうか。 […]

Science Park Vol.4~ロボットが自意識に目覚めた時…命は大きな飛躍を遂げる~

人やチンパンジーなどエイプの中で、人は顔を赤らめる唯一の動物です!高度な自意識があるからこそ、人は赤面します。でも赤ちゃんは恥ずかしがりません!成長とともに恥ずかしさを知ります。 自意識に目覚めた時、本当の人生が始まるの […]

Science Park Vol.3~意識に目覚めた時…初めて“人は人になる”~

ある研究によると、一人の人物の中に多くの人物の面影が見えると言います。 命のリレーが続く中で、世代の境界線は、つねに“ぼやけている”というのです。 福祉施設にいくと、よく将棋をする高齢者達を見かけます。 時々、相手もしま […]


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